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YBI パリ・スタッフ Natsumi レポート #3 Kaorin

Bonjour! Natsumiです。
今回の研修生レポートは、パリからちょっとはずれた小さな町、VaucressonのBoulangerie la Chaumiereでパンを焼いているカオリンさんのご紹介です。

●カオリン (パン職人)

以前より、フランスで働く事を夢みて、YBIにも2年前くらいから、研修体験へのご相談を頂いていたが、今年フランス・ワーキングホリデービザを取得。
念願のフランスでパン職人として働く事となった。今回はお店の午後の部を一人で
切り盛りする為、毎日奮闘中!

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パリのサン・ラザール駅から郊外線で約25分、ちょうどヴェルサイユの北側に位置する閑静な住宅街、Vaucresson。たぶん長年パリに住んでいる人でも知らないような、のどかな住宅街です。他に日本人がいない環境の中、カオリンさんはパン作りに言葉に生活に、毎日奮闘中!

働き始めての感想
「日本と違って、パンの製造量がすごく多いことにびっくりです。
そして、職人さんの仕事の早さと、時間のペース配分の器用さがすばらしいと思っています。
働き出して3週間があっと言う間に過ぎ、その日の自分の仕事をこなす事すら精一杯です。
忙しい日の時間の使い方がうまくいかず、ジョン・マリー(注:午前中担当のパン職人)に助けてもらうことが沢山あります。それでも、ジョン・マリーは毎日色々な事を教えてくれるので楽しいです。優しくて感謝もしています。
もちろん、オーナーや販売員さん達の優しさにも感謝してます。
言葉の壁がまだまだありますが、少しずつでも意思疎通ができるようになればいいなぁと思ってます。
今はその日に自分がやらなくてはいけない仕事を、1人でできるように努力するのみです

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届かなければ、よじ登る!

カオリンさんは、日本で6年間のパン製造の経験があるプロの職人さん。
日本の菓子パン系のパンよりも、ハード系のパンが好きだと気づき、フランスに修行にやってきました。

しかしここはフランス。日本と違って、フランスの業務用小麦粉は一袋50kgがあたりまえ。釜も機材も、フランス人男性基準で作られているから、Boulanger(e)の仕事は小さな体の日本人女性にはかなり大変な作業です。
異国で働くって、大変なことだけれど、世界中で働ける職人さんの仕事って素晴らしいですよね。

目下の目標は、フランス語をもっと話せるようになって、仕事をこなせるようになること。
そして将来の目標は、フランスで学んだパンに自分のアレンジを加えて、地元の人に向けた自分の店を持つこと。

始まったばかりのカオリンさんのフランス・ワーホリ生活。
未来の巨匠目指して、ガンバレ、カオリン!
同い年同士、ガンバリマショ!YBI パリ・スタッフ Natsumi レポート #3 Kaorin_e0124080_1144226.jpg
by ybstage | 2008-09-26 11:05